ケン滝!

ケ○タッキーのチキンを嫌になるほど食べたい 


僕はそのことだけを夢見ながら毎日を過ごしてきた。 
まさに上から下からヨダレが滴る男のロマンである。
そして本日ついに果たしてきたので
その栄光の軌跡をたどってみたいと思う。



箕○にあるケ○タッキーは、ランチタイム時になると
「60分間チキン食べ放題1050円」
という魅力的なサービスを提供してくれる。
他の店ではこれは行われていない。この店だけの特典。



入り口に到着し、さて店内に入ろうかと思ったその時
突然、



「なにしてんすか!なにしてんすか!」



・・と上ずった声で叫びながら
背後から僕の股間を揉みしだく不届き者が登場。
慌てて振り返るとこれまたビックリ、
なんとハヤスイ氏ではないか。
じゃあ一緒にチキンでも食うか、という
ことになり店内へと入る。



さすが、格安でチキン食べ放題とあって
店内はかなり混み合っている。並んでいるようだ。
まずは名前と人数をエンピツで記入し、
名前が呼ばれるまで待たなければならない。



紙に名前を書こうとしたその時・・



「ノシ 1名」



という記入があったので、まさかと思いながら店内を見渡すと、
震える子羊、もしくはバイブのようにビクビクと
小さく痙攣しながら座っている男性が確認できた。
やはりそうだ、僕らが知っているノシ君ではないか。
じゃあ一緒にチキンでも食うか、という
ことになり名前が呼ばれるのを共に待つ。




チキン以外にも、ちょっとしたパスタやポテトなどの揚げ物、
サラダ、フルーツ、ソフトドリンク・・などなど
これら全ては食べ放題飲み放題である。
食うしかない。無心で食い続ける。





軽快に食べ進めていた我々であったが、
開始から20分後、ハヤスイ氏が突然
顔面蒼白になり喘ぎながらトイレへと消えていった。
トイレ内で何があったのか我々は知る由もない。







我々が食べた残骸である。
ちなみに僕は6本食べて「もーええわ」と諦めてしまったが
そんなもんヌルい!二桁いけるやろ!
・・という猛者はぜひ挑戦してきてください。
揚げたてのチキンが食べられるので、味は格別。文句ナシです。
ただ、食べ過ぎるともんのすっごく胃もたれがします。






食べ過ぎて気持ち悪くなった我々は
「ケ○タッキー食った後はタキだろ!」と意味不明なことを
言いながら有名な例の滝を見に行くことにした。
もちろんここら辺に詳しいノシ君の案内である。



滝につながる山道を登り始めると
巨大な要塞が姿を現し始めた。
そう、これは有名なスパーガーデンである。
写真は要塞中心部に運んでくれる巨大エレベーターだ。






傍らにポツンと貼られていたポスターが
無駄に僕らを切ない気分にしてくれる。
ヤケ酒でも飲みたくなってくる。






さらに山道を登ってゆくと、今度は小さな昆虫館を発見。
「ユンいるかな」と思い、入ってみることにした。




ったくアイツ一体どこほっつき歩いてんだ・・
心配しながら探し回る一行。






どこにも彼は見つからない。
途方に暮れていたその時、興味深い表示を見つけた。
ふむふむ、昆虫にもス○トロ好きとか色々いるわけやね
と納得していると、急にハヤスイとノシが興奮し始め、
手当たり次第に











・・とハメを外しはじめたので僕が






・・と、このようにアダルトな振る舞いを見せてやると
ようやく二人は大人しくなったのだった。若いって良いことだね。
さあ先を急ごう。






歩く・・



ひたすら歩く・・



実にひたすら歩き続けた・・そして・・!







これはまさか・・!!








感動である、山奥の秘境にようやく姿を現した
大きく真っ白な滝。力強くかなりの迫力であった。
近くに寄るとシブキが飛んでくる。ほとばしる自然の力。


あとは野生のサルが見れたら言うことなしやなー
と言いながら山を下っていると、なんと突然目の前に・・・






おしまい!