夢をいつもありがとう

忙しくて放置してました、スマソスマソー。

今年もあと2日ほどで終わってしまいますね。
2006年は僕にとって、「大学生というモラトリアム」の終焉が訪れ、
社会人、いや会社人として脱アナーキスト化しなくてはならない年です。
悲観的になっても仕方がありません。
いずれ自分の力でメシを食って生きていかなくてはならない
のですから、どんな形であれ「お金を稼ぐ必要がある」ことには
変わりがない。逃げようがないのです。
受け入れるしかないのであれば、楽しむしかないって思うわけです。


さてさて、アナーキストといえば、僕はバイト先の同僚・K本くんの
ことしか頭に浮かびません。


K本くんの風貌は、中性的かつ豊満な肉体かつ小柄で、
要するに「オバチャン」です。とってもチャーミング。
平成のリアルドラ○もんである彼は、せち辛い世の中に
絶望する僕たち大人に夢をいつも与えてくれるのです。


英雄K本くんがこれまでに発した名言やありがたいお言葉を
箇条書きでノートに書きとめ、保管していたのですが、
順番に読んでゆくとやはりすごいです。少し抜粋してみましょう。



1、(同じ大学の後輩の1回生男子に対し)
「一回の・・夏までには・・彼女作るもんやで・・フーッ」


タバコをふかし遠い目をしながら彼は言ったそうです。
完全に上から物を言っています。



2、「はよ公務員になっとかんと・・オレ代議士にならされてしまうわ・・フーッ」


全く意味が分からないと思われるので解説すると、
彼の親戚に議員を目指している人がいるらしく、
選挙の時期になると彼もお手伝いに
行っています。先日の選挙戦ではまたも敗れた模様。
「ならされる」って誰にならされるんでしょうか。国民にってことなのかな。
ポイントは、またもタバコをふかしている点です。



3、(でっぷりとした腹をさすりながら)
「最近ロクなもん食べてないわ〜フーッ・・」


いや、きっとこれは彼なりのギャグです。
大真面目な顔でこんなジョークが言えるなんてすごいや。天才だ。
ポイントはまたまたタバコをふかしている点です。



4、「彼女の親に会わなあかんから・・重い・・フーッ・・」


シブい表情で言い放ったそうです。「二次元の彼女ではないか」という
説がありますが、いやそんなことはない。彼に限ってそんなことはない。
この時もあくまで、遠い目をしながらタバコをふかしながら言ったそうです。



5、「クリスマスは・・・パーティー行ってくるわ・・フーッ・・」


これって、女性側は無料で、男性側は会費を取られて
学歴やら年収やら色々公開しなければならない催しのことではないか
・・という説がありますが、彼に限ってそんなことはない。
彼に言い寄る女性は後をたたないわけですから、そんな催しに
行く必要性がない。この時は、少し上機嫌でタバコをふかしながら
言い放ったそうです。





いや〜彼のようになりたいなあ。
こんなかんじで僕らに夢を与えてくれているわけです。
あ〜ばからし、じゃなくてうらやましー。