自前のエリンギ



わいわいがやがや


昨日の夜は、卒業ライブに向けてのバンドミーティングでした。
鍋をつつきながらの話し合い、において
優先されるのはまず第一に「空腹を満たすこと」である。
まずはそこから。話し合いはその後ってわけです。



東京湾に突如現る怪物


な・・なんじゃこりゃ・・!!
鍋の中に天下一品が浮かんでるぅぅ!!
科学特捜隊出動せよ!ハヤタに告ぐ、直ちに特捜隊出動せよ!

おっと取り乱してしまいました。
SFではありません、これは現実の光景なのです。
なぜこのプルガサリ級のシロモノが鍋の海に浮かんでいるのか
について順を追って説明する必要があるでしょう。


天下一品のラーメンをこよなく愛する我々は、
「何とかしてあの極上のスープを鍋に使えないか」
と思案していたわけです。
しかし僕らには勇気がなかった。あと一歩踏み出す勇気が・・。
これから戦じゃ!・・というときに刀がヘニャッと
なっちゃってる、みたいな。海綿体に敗れる、みたいな。


そんな臆病な僕らの背中を押してくれたのはsakatan氏だった。
「やってみりゃいいんだよ。オレが責任取るからよ。・・おっ、おぅ。」


こうして今宵、ついに「天下一品のスープ鍋」が実現したのである。
そんなわけで上の写真はパックに入った「持ち帰り用スープ」を
湯せんしている模様というわけだ。
湯せんが終わったら、スープを鍋の中にぶちまけ、
具材を入れて煮込めば完成・・のはず。まだまだ湯せんが続く。




湯せん中


具材はたくさん買い込んできた。
野菜、キノコ、豚肉、鶏肉、餃子、つくね団子・・
そしてシメに「中華麺」。
これらの具材が、あの極上のこってりスープに絡むなんて
何と贅沢なのだろう。
sakatan氏が、スーパーで数あるウインナーの群れの中から
「いやに赤いウインナー」を迷うことなくチョイスした。
赤から連想されるものは、
「興奮」→「危険」→「ブラッド」→「マックス!!!」
僕は一人不安に駆られていた。
「もしやこの鍋が失敗に終わってしまうのでは・・」と。




完成図


じゃーん!完成!
濃厚なスープに浮かぶ具材たち。
鍋の海底には大量のトリモモ肉が息を潜めている。


さあ果たして「初めての試み」は成功するのだろうか・・。
パクリ。


う、うまい・・!!


何とエッジのきいたスープ!
レッチリの「can't stop」のギターサウンドのようだ。
先ほどの僕の不安を一瞬で吹き飛ばすほどの衝撃だった。
野菜が特に美味しい。
あっさりした具材に、スープのこってり感が程よく調和する。
肉も美味しいが、こってりスープなため
量はあまり食べられない感はある。
シメの麺がまた格別であったことは言うまでもない。
あっ、あと全然関係ないんですけど
テレビのグルメ番組で女性リポーターが
「この麺シコシコしておいしいですねー」
とか言ってるのを聞くと嬉しいです。


みなさんぜひお試しあれあれ。