西祐樹〜遥かなる天竺〜 第二話 



胃もたれに染みわたる青空


オールナイトで鍋を食べ続け、挙句の果てにアスベスト並みの
極悪な物体を作り上げてしまった罪深き我々にも清々しい朝は訪れる。
辺りを流れ彷徨う風はまだ冷たくはあるが、太陽から降り注ぐ
暖かな光は初春の香りを漂わせていた。そんなある晴れた日。

午後から開催される座談会に備え、
僕は一眠りするために自宅へと帰った。
sakatan氏はタロー邸にて2時間ほど仮眠をとった後、
近くの競馬場へと向かったようだ。なんとエネルギッシュな男なんだ。

昼前に起床。
猛烈な吐き気に襲われトイレに駆け込むと、
便器の中がそっくりそのまま「天一鍋」になった。
急いで用意を整え、座談会の会場である母校へと向かう。





座談会に突入。
内容はフリートークを見てのお楽しみ、ということで。
編集のみんな頑張って下さい!
近いうちに出し入れ、じゃなくて差し入れに伺いますぅ。
夕方の4時すぎに終了。
そしてみんな思い思いに追いコン会場である難波へと向かったのだった。





一体何が彼の衝動を駆り立てたかは定かではないが、
とりあえずありえないくらい官能的な表情をしているので
モザイクをかけさせていただくとしよう。
追いコンでは若かりし頃、すなわち
ひたすら下ネタでゲラゲラ笑っていた頃
に野郎共は戻っていたように思う。
いや、本当は何も変わってはいない。
ずっと僕らはティーンネイジャー。





最終話へと続く。。