西祐樹〜遥かなる天竺〜 第二話 



胃もたれに染みわたる青空


オールナイトで鍋を食べ続け、挙句の果てにアスベスト並みの
極悪な物体を作り上げてしまった罪深き我々にも清々しい朝は訪れる。
辺りを流れ彷徨う風はまだ冷たくはあるが、太陽から降り注ぐ
暖かな光は初春の香りを漂わせていた。そんなある晴れた日。

午後から開催される座談会に備え、
僕は一眠りするために自宅へと帰った。
sakatan氏はタロー邸にて2時間ほど仮眠をとった後、
近くの競馬場へと向かったようだ。なんとエネルギッシュな男なんだ。

昼前に起床。
猛烈な吐き気に襲われトイレに駆け込むと、
便器の中がそっくりそのまま「天一鍋」になった。
急いで用意を整え、座談会の会場である母校へと向かう。





座談会に突入。
内容はフリートークを見てのお楽しみ、ということで。
編集のみんな頑張って下さい!
近いうちに出し入れ、じゃなくて差し入れに伺いますぅ。
夕方の4時すぎに終了。
そしてみんな思い思いに追いコン会場である難波へと向かったのだった。





一体何が彼の衝動を駆り立てたかは定かではないが、
とりあえずありえないくらい官能的な表情をしているので
モザイクをかけさせていただくとしよう。
追いコンでは若かりし頃、すなわち
ひたすら下ネタでゲラゲラ笑っていた頃
に野郎共は戻っていたように思う。
いや、本当は何も変わってはいない。
ずっと僕らはティーンネイジャー。





最終話へと続く。。

西祐樹〜遥かなる天竺〜 第一話

サークルでの最後のイベントである
「座談会&追い出しコンパ」が土曜日に行われた。
実はその前日、つまり金曜の夜から前夜祭と称し
タロー邸にて鍋パーティーをしたのでその模様を少し紹介したいと思う。


sakatan氏は寝坊して終電に乗り過ごすという
信じがたい不幸に見舞われ、夜中に原チャリにて参戦。
はるばる東大阪から極寒の中2号線を走破してきた彼は
もはや「煮こごり」のようであった。




際立つとろみとコク



前回同様、天○一品のスープの素をベースにした
通称「天一鍋」である。何より野菜を大量に美味しく食せるのが魅力である。




おなじみの面々



新鮮さのカケラもない獣のニオイしかしない面々であるが、
全く気兼ねも遠慮も必要ないのが魅力だ。
とにかく濃くて脂っこいパンチの効いた味を求め続ける英雄たちの姿である。


いつものようにヨダレとカウパーを飛び散らせながら
鍋にがっついていた我々であったが、ある時を境にして顔つきが変わった。
といっても、我々自身に異変が生じたわけではない。
鍋の中の様子がおかしい。
迫り来る強大で邪悪な気配に我々の動悸は止まらない。




産業廃棄物!
まさしく、早朝に飲み屋の前を歩いているとよく目にするアレである。


元々とろみが強い天一のスープは、煮込まれ続けると当然
さらにとろみが増し濃縮してゆく。
水を足して薄めてゆけば良かったのだが、意固地な我々は
ただ「ますらおぶり」を提唱するのみで、
水で薄めるという選択肢を消去してしまった。
選んだ答えは「そのまま続行」である。
ギャヒギャヒと狂喜乱舞しながら「中華麺」を投入したところ
恐るべし小麦パワーと言うべきか、スープがほぼ固体と化してしまったのである。


これを食べた直後から激しい胃もたれに襲われた我々4名。
さあ数時間後から始まる座談会に無事たどり着けるのか。
次回を乞うご期待。

新しい朝

大学で所属する軽音サークルの卒業ライブ、いわゆる
フェアウェルライブを先日無事終えました。
運営してくれた2回生の皆さん、忙しい中見に来てくださった
先輩方、後輩の皆さん、誰々の知り合い・・などの一般の方々、
そして同回のみんなに感謝感激あめあられです。
携わる全ての方々みんなのおかげで成り立ったライブであり、
無事僕らを送り出していただいて本当にありがとうと言いたいです。
そして同回のみんな、仲良くしてくれて本当にありがとう。
これからもよろぴくぴくぅぅぅぅ!!


立つ鳥、後を濁さず。


というわけで、僕らが今出来ることは
後輩たち、すなわち次の新しい時代の到来を祝福し
色んな意味でかげながら支えてゆくことだと思います。
後輩に迷惑をかける存在にだけは絶対になってはいけない。
OBの何気ない振る舞いが、時に現役への圧力にもなりうることを
僕ら自身認識しておく必要があるということです。
卒業を間近に控えた今の気持ちはそんなところかしら。
気持ちというか「決意」かな。


というわけで、MAX兄貴による有り難いお言葉を振り返ることにしましょう。
なにが「というわけで」なのか僕にもサッパリ分かりません。


MAX兄貴は、飢餓状態で灼熱の砂漠を彷徨う僕に、
まるでオアシスのような微笑みを浮かべてこうおっしゃいました。


「チャーハン作ったろか」






と。


MAX兄貴は、せち辛い世の中に絶望し途方に暮れる我々を見て、
両手を広げてこうおっしゃいました。


「オレがいるやん」






と。


MAX兄貴は、金こそが全てである殺伐として渇ききった社会の枠組みに、
ひとつの潤いを与えてくださいました。


「全員濡らしてやる!」






と。


みなさん、来るべき追いコンに備え、
メッカの方角に祈りを捧げましょう。

どっきどきラブメール

実は半年ほど前からある人物と文通をしている。


文通といってもたいそうなものではない。
携帯のe-mailによる文通、つまりただのメル友だ。
ことの始まりは今からちょうど半年ほど前。
「きゃつ」から一通のメールが届いたことから始まる。


「ひさしぶり☆最近どうしてるん??近々飲みに行こう♪」


誰やねん、と思いつつ送信者を見るが誰だか分からない。
どうやら僕の電話帳に登録されていない人物のようだ。
本文中にも自分の名前の表記は皆無。
ただこの場合、僕に非があるのか相手に非があるのか
どうかは分からない。
メルアド変更を知らされていたことをすっかり
僕が忘れているだけかもしれないからだ。
もしくは相手が僕に知らせ忘れているか、である。


メールアドレス、本文の内容、書き方・・etc
そのどれをとっても性別が分からない。性別不明。
しかしまあ、僕にとってメールの内容なぞどうでもよい。


そう、大事なのは・・


性別だ。


野郎からのメールであれば、僕の返信メールの内容は
「おう!」の一言で済ませられそうなものだが、


女のコからとあらば


「ひっっっさしぶりぃぃぃ!!元気してた??
ぼっくちゃんは元気ビンビン丸、暴れすぎて松平健も真っ青ですよ。わはは。
この偉大なる大地のざわめきと言うべきか、生命の息吹と言うべきか、
兎にも角にも君にもぜひ見ていただきたいものですよ。わははのは。
えっ飲みに行く!?やっほほーいうひょひょーぐうぃねすぱるとろう!
と、いっても僕お酒飲めないから代わりに飲んでね!
近々っていつ!?もうさっそく日時決めちゃおうか??
明日赤ひげ薬局行ってくるからね!ビンラディンを楽しみにしててね!」


と、こういう感じになるわけであり
一言では決して済ませられないわけです。


上述したように、僕はこやつを誰だか認識していないわけだが
どちらに非があるのかは分からない。
「あんた誰やねん」と聞くのは失礼にあたる。
というわけで、メールのやりとりで徐々に探ってゆくことにした。


僕の返信「最近脂っこいものを食べると胃もたれがします」


と、「最近どうしてるの?」という質問の真意に対し、
この答えが的を得たものであるか否かは明白であるが
一応コミュニケイトする意思があることだけは伝えておいた。
するときゃつからまたも返信が。


「笑笑笑(*_*)!今は学生やっけ??社会人??」


と、またも性別不詳のメールをよこしてきやがるので
いっそのこと「How many holes do you have?」とでも打って
送信してやろうかと思ったがそこは我慢である。


僕の返信「どっちかというとネコではないらしいです」


と、別にネコかタチかの話じゃないやろ、と自分で自分に
ツッコミを入れてニタニタしながら返信しておいた。
すると30分ほど後、きゃつからまたも返信が。


「ネコ??ごめんよく分からん!また暇な時連絡おくれやす♪」


と、またも性別不詳のメールをよこしてきやがるので
「僕の場合はonly one!」と返信しておいた。
さきほど僕の心の中から口の外へと一歩も出なかった
「How many〜?」の質問に自らで答えたというわけだ。
なんと一人よがりなのだろう。
他人から見るとトチ狂っているとしか思えない僕の恐るべき世界観。
そして、その日の僕らのやりとりは終わった。
確かに「あんた誰」と聞けば済む話かもしれない。
しかしそれではあまりに趣がないではないか。ファンタジーがないではないか。


それから、一ヶ月おきくらいに「ひさしぶり!」みたいな
メールが「きゃつ」から来る。
そしてその度に僕は意味不明な返答をしている。






こんな関係いつまで続くのだろう。






未だにこれ以上の関係には踏み込めないでいる。







これは予想だが、きゃつはたぶん男だ。
かなりの確率で野郎だ。間違いない。







っていうか、この人一体誰なんだろう。

ジアスリーツオブハナテン




一昨年の年末、僕・ハヤスイ氏・オカケンじゃない方のオカ氏
の三名で夜な夜な東大阪にあるsakatan邸に
直撃取材したことをみなさん覚えていますか?


そして昨年の5月にはさらにメンバーを追加招集し
アミューズメント施設で血みどろのサバイバルゲームを行いました。
その時の激しい銃撃戦で我々の盟友sabbath氏が受けた傷は相当なもので、
未だに彼は外出する際に大きなサングラスを手放せません。
この大きさはまるで新種のバタフライ。あるいはチキンタツタだ。
そうとしか考えることはできない。


そして先日、sakatan氏を含む初期メンバー4人は
大阪は城東区にある某ラウンドワン
「スポッチャ」を体験しに行ったのです。
料金は3時間定額制で、色々なスポーツやアミューズメントが時間内、遊び放題。
プレイ用具も無料貸出。屋内・屋外の両フロアーが利用可能・・というもの。
ちなみに学生である僕らの料金は一人900円でした。


集合は現地に午後3時半だったのですが・・




ぐぅ〜ぐぅ〜・・


寝てるやん!
集合時間イコール起床時間、というアナーキストぶりを
発揮してくれたsakatan氏。
さっきまで快活な笑顔を見せていたオカ氏の表情は
みるみるうちに般若のよう。





僕とハヤスイ氏は彼の機嫌を取るべく
全裸になってペッチンペッチンいわせながら
イムジン河」をデュエットしたのですが
一向に笑顔を見せてくれません。
その頃sakatan氏は・・





よっこいしょっと・・






クレーンゲームで得たお菓子をオカ氏に献上すると、
ようやく「うまいやんそれ!」と言いながら笑顔を見せてくれました。
そんな時、集合時間より1時間以上遅れて
やっとこさsakatan氏が登場。








ズゥゥゥン・・・!!






重く激しい衝撃音と共に辺りにたちこめる砂塵。
ようやく視界を確保できたときには、
すでにバンソウコウが彼の顔にしっかりと貼られていました。







ひとしきりテニスやらバレーやらフットサルやらで
汗を流した後、屋内のゲーム場へ。
しばらく楽しんだ後、いち早くローラーブレード場を発見した
sakatan氏。ハヤスイ氏と共に早速チャレンジ。







スムーズに滑るのは至難の技らしく、ハヤスイ氏の
オシリは終始プリプリしていた。
先ほどまで若いカップルも滑っていたのだが、
女のコの方はミニスカ姿ですってんすってんコケていた。
コケる度に周囲の男性ギャラリーの目が光るのはご愛嬌。
さすが遊びの達人sakatan氏、すぐにコツをつかんだようで
スイスイ滑りまわっている。プリリンッ。プリリンッ。







3時間ティーンネイジャー気分を堪能した我々は、
空腹を満たすためにsakatan氏の実家近くの「天下一品」へ。
彼は
「ダイエットせんとなー」
・・と言いつつ「ラーメン&チャーハンともに大盛り」を
ペロリと平らげていた。
天下一品では店ごとにメニューが少し違うのも魅力だ。
チャーハンがメニューにあるのが個人的に珍しい。


「次回、さらに人数を招集した企画を目論んでいる」と語るハヤスイ氏。
乞うご期待、といったところである。

アートの世界

先日、小中高と同級生だった友人の個展に行ってきた。
仮にその友人の名前をK君とでもしておこう。
英雄K本君とは全くの別人である。
K君も僕と同じく学生で、とある大学の芸術系の学部に籍を置いており、
一年浪人しているので学年も同じである。
お互い進学してからも、たまに会っては飲みに行く間柄だった。
たまに、と言っても彼の下宿先が遠方なので1年に2,3回程度だが。


K君から個展の招待ハガキが届いたのは約2週間ほど前。
「作品を見てシュールな意見を聞かせてほしい」
というメッセージも添えられていた。
前に会った時は「いま絵書いてるねん」とか言っていたので
てっきり作品というのは絵画のことだと思っていた。


阪急梅田駅から徒歩10分ほどのところに
個展が開かれている会場はあった。
こじんまりとした貸ギャラリーである。
薄暗い室内。奥のほうから何やら談笑の声が聞こえる。
おそるおそる足を踏み入れてみた。


「おおっ、ますたぁ君来てくれたんやね!」
(昔から彼はなぜか僕を君付けで呼ぶ)
快活でいてハリのある声が僕を呼ぶ。
久しぶりに会った友人の風貌はあまり変わってはいない。
ずっと室内で作業をしているため、顔色はあまり良くない。
まあそれはいつものことだ。


「さあ早速見てもらっていいかな。そして正直な感想をお願いします」


彼の作品を実際に見るのは初めてだったので
非常にワクワクした。彼は一体どんな絵を描いてるのだろう?


「これやねんけど、どう?」


彼が指し示している方角に絵画らしきものは何もない。
電灯を消した暗い室内にあるものは、ゲームセンターでよくある
UFOキャッチャーの機械らしきもの、そしてそれをプレイしているかのように
機械の操作盤の前に立っている人間だけである。
正確に言うと人間ではなく、人間の形をした石膏人形だ。
大きさはちょうど人間と同じくらい。やけにリアルだ。
そして、なぜかその人形は「海パンのみ」をはいている。
それも高校指定の海パンである。濃紺でゴム生地。
いやがおうにも無駄にモッコリしてしまうあの海パンである。


よく観察してみると、UFOキャッチャーらしき機械の中には
もう一体同じような石膏人形が座っている。
そしてその周りに、小さなスケルトンの人形が数体配置されており、
内側から青色や赤色の光を発している。
彼いわくこの光はLED(発光ダイオード)らしい。


なんと不気味な作品なんだこれは


これが、作品を見た僕の正直な第一印象である。


「フフ・・これ、この作品の言わんとしていることが分かる?」


僕が第一声を発するよりも一足早く、
K君は不敵な笑みを浮かべながら僕にこう言った。
暗い室内で、明智小五郎怪人二十面相のように対峙する我々二人。
そうして、僕と彼との話し合いは数十分にも及んだのであった。
簡単に言うと、あの作品は
「いくら自分はピエロじゃないと思っていてもピエロなんだ」
ということが言いたいらしい。


驚いたのは、操作盤の前にいる人形と、機械の内部の人形は
どちらともK君自身の型を取って作ったものだという。
特殊な原料を肌に直接パックのように塗りつけてゆき、
固まるのを待って型を取る。そして自分は型から抜けて、
その型の上から石膏をさらに塗るらしい。
パーツごとに分けて型を取り、それを繰り返してゆく。
すると立体的な石膏人形が出来上がるというわけだ。


人形の海パン部分がオリュンポス火山のごとく
ハヤミモコリングを起こしていたので、
「もしやここも型取ったん?」
と聞いてみると
「あたりまえやん。そうじゃないとリアルじゃない。」
とさも当然のことのように言われてしまった。


そしてさらに驚愕したことがある。
彼が過去に作った作品の写真を見せてもらったのだが、
その作品名は「ゼロチン」。
旧日本海軍が使用していた有名な戦闘機「零戦」がモチーフである・・
のだが、何かがおかしい。何かがおかしいのだ。
零戦の機体の先端部分がまさしく「ナニか」なのである。
それも非常にリアル。色から形状に至るまで精密に表現している。
作品の大きさはというと、全長大人1,5人分といったところ。
つまりものすごくデカいナニである。泣く子も黙るであろうその迫力。
そんなもんがもし自分の家の玄関に置かれていようものなら
即SWATか糸井重里を要請したくなるような、それほど危険なナニである。


彼は
「まあこれは公には発表できないんだけどね。」
とニヤリとしながら言った。
社会風刺の意味合いを持たせているらしい。


衝撃的な一日だった。
アートの世界はすごい。

Mind how you go

フォトコーナーに壁紙を追加しましたので
覗いてみて下さいねっ。


わたくし本年は厄年真っ只中なのですが、
全く気にも留めず暮らしてきたのです。今まで、は。
ところが人間というのは臆病なもので、いやむしろ
僕が臆病すぎるだけなのかもしれませんが、
まさに厄年というその時に、少し良からぬ出来事があったりすると
余計に気になってしまうのです。
普段ならそんなに「気にならない出来事」でさえも、です。


最近、命を狙われたのです。


先日、「マッドオナニスト〜とんだG意識過剰〜」という
小説のストーリーを思案しつつ歩いていたところ、
小腹が空いてきたのでコンビニに入りあんまんを1つ購入しました。


そして、あやうく命を落とす場面に遭遇したのです。


飲み物、もしくは冷たいものが手近にない状況で
アツアツのあんまんを食べることは危険です。
殺傷能力がありそうなほど熱いあんこが
口内の粘膜という粘膜に絡みついてくるのです。
危なかった、実に危なかった。
どうやら僕はきゃつを甘く見すぎていたようです。


ほら、命を狙われたでしょう。
もうだめだ、家から一歩も外に出ないほうが安全だ・・
今度はもっと取り返しのつかない不吉な出来事が
僕を襲うはずだ・・・ひぃぃぃ!
今年一年は絶対家から出ないぞ〜〜〜ひぃぃ!


・・そしてめでたく僕はマッドオナニストになれたのでした。
めでたしめでたし。


・・ってちゃうちゃう!違うんですよ、
こんなトチ狂った小話を聞かせたいわけじゃないんです。


まさに青天の霹靂ともいえるライブドア騒動、そして
ヒューザー社長の証人喚問、宮崎勤被告の死刑判決・・
そんな1月17日は阪神淡路大震災からちょうど11年ときたもんだ。
これらは一見偶然重なっただけのように思えます。
その「偶然」は真実かもしれない、しかしそうではないかもしれないのです。


上述した「青天の霹靂」という言葉の中には
精一杯の皮肉の意を含ませているつもりです。
一体何なんでしょうね、このタイミングは。
なぜ今ガサ入れするのでしょう。


ライブドアが約75%の株を持つ
バリュークリックジャパン』(東京、現ライブドアマーケティング
は2004年10月25日、株式等価交換による出版社『マネーライフ』(東京)
の完全子会社化を発表したが、この株式交換が不正な取引だった疑いがあるという。」
http://www.sankei.co.jp/ Sankei Web1/17付の記事より抜粋)


ということなのですが、細かいことは置いときましょう。
単純に注目すべき点を1つに絞ってみます。
それは「2004年に起きていた事柄である」ということ。
つい最近起きたことじゃないんですよ。
フジ買収問題が勃発した時よりもっと前。
球団獲得に向け、ホリエモン楽天三木谷社長
アピールしあってた頃のことなんですよ。
それなのになぜ今ガサ入れ!?
最近になって、まさに青天の霹靂のごとく警察当局に
情報が入って問題が発覚しすぐ強制捜査に踏み切った、
ということなのでしょうか。あまりにも不自然ですね。
闇の大きな権力が摩天楼のようにそびえたっている・・
そのような気がしてならないですね。


うーん気になる気になる。